上手に土地探しをするために!第4話【全4話】
視野を広げましょう!!
購入するエリアを広げることで、一気に世界が広がります。
人気エリアで探すと、地価が高いので狭い土地しか買えません。土地にばかりお金をかけてしまい、肝心の家づくりにはお金が残っていない事もあります。
そうなると自分が思うような家が建てられず、何のために注文住宅を建てたのか本末転倒です。土地が狭い場合は「狭小3階建て、ガレージ無し」しか選べないこともあります。
でも、エリアを少し外すと「2階建て、駐車場2台付き」も実現可能です。郊外まで行けば「憧れの庭付き平屋」も手に入ります。まぁここまで広げる必要はないとしても、本当に自分たちの住みたい家を手に入れるなら、あまりエリアだけにこだわらない方が得策かもしれません。
実際、希望エリアからは少し離れたけど、家を建てて満足したというお客様もいらっしゃいます。
つまり、夢のマイホームを手に入れたことによる満足感の方が、希望エリアを離れる不安より圧倒的に勝っているのが実情です。
もし、エリアだけにこだわっていたらこのような満足感は得られなかったでしょう。
なにより、自分の理想の家を建てたのですから、以前の狭い賃貸住宅との差は歴然です。
想いのいっぱい詰まった夢のマイホームで小さな子供たちと一緒に家族みんなが笑顔の絶えない幸せな暮らしを送ってみませんか?
欲しいと思った土地が見つかったら・・・
欲しいと思った土地には、休日に朝・昼・晩、平日に朝・昼・晩、合計6回見に行くことが大切です。
なぜ6回も見に行かなければならないかというと…
あなたが、土地を見に行くのは何曜日の何時ですか?
土曜日か日曜日の午前十時から午後三時の間ではないでしょうか?
ここに落とし穴があるのです。
その土地が静かで、日当たりが良くて、良い土地…
そんな風に感じてしまったのではないでしょうか?
これは当たり前です。
学校も工場も商業者もほとんどの人が休みだからです。
騒音もしなければ、匂いもしません。
ましてや昼間。太陽は真上にあるので、日当たりが悪いわけがないのです。
朝の日の入り方(建物の影は入らないか?など)
昼の日の入り方、夕方の日の入り方
これらを知っておくと、奥様のストレスを少なくすることが出来るのです。
休日の昼間だけでなく、合計6回現地を見ること!
これがとても大切なのです。
現地を6回見て、気に入ったとしたら、次はその周囲をとりまく環境です。
例えば、今の世の中、隣の家に布団をたたきながら騒音を立てるおばさんがいたり、建築現場に文句を言いながらホースで水をまくおじさんがいたり…
変わった人がいる時代なのです。
もし何も知らずに買った土地の横に、そんな人がいたら…想像することすら怖いですね。
ちょっと声をかけてみれば、わかることです。
もし、こんな変わった人が隣にいることを想像したら、奥様はどんなストレスを感じますか?
しかもあなたは35年の住宅ローンを組むかもしれません。一生その場所で過ごすつもりで家を購入されていると思います。
でも…ストレスのたまり具合が想像できます。
ちょっとした手間を惜しまないでください。
土地の考え方はさまざま
今まで色々な実例を挙げてお話をしてきましたが、家づくりの好みも人それぞれ違うように、土地の考え方も色々あると思います。
・人気エリアで土地を買い、狭いけど少し辛抱しながら家を建てた方
・希望エリアは少し外れたが、理想のマイホームを手に入れた方
どちらが正解かは住んでみないと分かりません。
でも、どちらの方にも幸せになってほしいと、私たちは願っています。
もし、あなたが土地探しで失敗したくないのであれば、慎重に検討してください。
そして、ご相談がある方はお気軽に声をかけてください。