家づくりで失敗しないための大事なお話 第5話【全7話】

今回は、会社選びについてお話させて頂きます。

会社選びが大事

「建てる会社なんて、どこに依頼したって一緒でしょ!」

たしかに、そうかもしれません。同じ図面であれば、遠目には「思った通りの家」が建つことでしょうし、見た目はいい家も悪い家も「同じ」だったりします。そう考えると、どこで建てても一緒だと言われると、「その通りです」となってしまいます。

しかし、一見同じような家でも、中身は会社によって大きく異なるというのが、この業界の特色でもあります。家の見た目は、取り換えることも可能ですが、家の中身は、一度建ててしまったら、そう簡単に取り換えることはできません。

ですから、「どこも一緒だ」などと言わずに、いい家を建てるために、「会社の中身も、建物の中身もしっかりしている会社」を選んで欲しいと思います。そうすれば、「欠陥住宅」を手にすることもなくなりますので、安心して家づくりを進めることができるでしょう。

でははじめに、そもそも欠陥住宅はどのようにして生まれるのかをお話ししたいと思いますが、そもそも今の日本では構造上の欠陥住宅が生まれることというのはまずあり得ないと思っていいと思います。というのも、家を建てるためには、役所に図面を提出して、建築の許可をもらわなければならないため、必ず国の基準をクリアしているはずだからです。

その基準をクリアしていない家を日本で建てることは不可能ですから、そういった点で欠陥住宅を心配することはありません。

では、何が問題なのでしょうか。それは、職人の質現場監督の質です。家づくりは、その土地に基礎を作って、職人さんたちが手作業で作り上げていくものです。ですから、職人さんの質、現場監督の質はとても大きな要素です。同じ建物でも、職人さんの腕によっては、全く別物になってしまうことだってあり得ます。

ただし、職人さんも、決して手抜きがしたいわけではありません。できることなら、本当にいい家を造って、自慢できる家にしてあげたいと常に考えているものです。そういった職人気質は、この業界はとても強く、本当に真剣な人ばかりなんです。

でも、職人さんの給料がとても安くて、朝から晩まで仕事をさせられてしまったらどうでしょう。きっと、心も体も疲れ果てて、いい職人でも仕事が雑になってしまうこともあるでしょう。そして、それに慣れてしまうと、その感覚すら麻痺してしまい、いつの間にか、粗悪な仕事しかできない職人になってしまうのです。

もし、欠陥住宅が発生するとするならば、きっと、そのようなことが原因だと私は考えています。

ですから、お客様から頂いた費用を、しっかりと現場に還元している会社であれば、そういったトラブルはないはずです。ある大手ハウスメーカーが「自社物件の1600棟の家で欠陥を発見した」と発表していましたが、宣伝広告費に多額の費用を投入し、その分のしわ寄せが末端の職人や材料会社へと襲ってくれば、当然そうなってしまうのです。

当たり前のことですが、「お客様から頂いたお金をそのお客様の現場に還元する」といった基本が出来ている会社であれば、きっと欠陥住宅は生まれないはずです。ですから、豪華なパンフレットや、豪華なモデルハウスを持っているような会社を検討されるときは、注意しておかれるといいかもしれません。

次回、家づくりに失敗しないための会社選びを簡単にチェックするためのポイントをお伝えします。是非、参考にしてみてください。

次回の投稿をお楽しみに☆

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