持ち家にお住まいの方で「いまの住まいを何とかしたい。建て替えようか、それともリフォームしようか・・・」と、悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
新築の会社に行けば建て替えをすすめられ、リフォームの会社に行けばリフォームをすすめられ・・・。
新築もリフォームも手がけるワイズハウスでは、どちらがあなたにとって価値ある選択か、将来設計や資金計画を考えながら総合的に検討することが出来ます。あなたとご家族が”なに”を求めているのか、一緒に考えましょう。
建て替えかリフォームかの判断基準
建て替えが得か、リフォームが得か?
築20年を過ぎる頃からこの悩みが多くなってきます。しかし目先の費用だけで比較するのは危険です。
建て替えとリフォームのメリット・デメリットを知り、本当にどっちが得か判断しましょう。
築20年を過ぎたから建替えた方が良いと言うわけではありません。
よい材料を使い、しっかり建てられている家であれば、基礎や柱などをそのまま使ってリフォームできるケースも少なくありません。逆に、全体的に強度を失い全面改装になる場合は、リフォームの方が費用が掛かるケースもあり建て替えを検討した方が良いでしょう。
家は出来上がってからも定期的にメンテナンスが必要です。リフォームで安くできても、10年後に何百万も掛かるようでは得をしたとは言えません。建て替えとリフォームを比較する時は、目先の工事費用だけではなく、この先に必要なメンテナンス費も含めたトータル金額で比較しましょう。
大事なのは「あと何年、この家に住みたいのか」ということ。何年もたせたいかによってリフォーム内容と費用が変わってきます。また、家族構成や将来のライフプランによっても検討する必要があります。
まずはしっかり現状調査をして、どのようなリフォーム工事をすれば、どれくらい家の寿命が延びるのかを確認しましょう。そのうえで、家族の未来予測を考慮し、建て替えかリフォームかを判断することが必要です。
建て替えvsリフォーム メリットとデメリット
建て替えかリフォームかを選択する前に、それぞれのメリット ・ デメリットをしっかり理解しておく必要があります。
リフォームのメリットは、使える部分は再利用するのでコストの削減ができます。また住みながらの工事の場合は引越しや仮住まいの費用も不要です。
建て替えのメリットは自由設計フリープラン。それに加えて耐震、断熱、防音など高性能の家にすることが可能です。地盤から補強することが出来ます。
リフォームのデメリットは、間取り変更には構造上の制約があることや、最新の性能を満たすためには費用がかなり掛かるケースが多い点です。
内容によっては建て替えとほとんど費用が変わらなくなってしまうこともあります。
建て替えのデメリットは、全て解体するので、引越しや仮住まい、登記費用なども含め、総工事費が高くなります。
建て替え | リフォーム | |
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メリット | プランの自由度 地盤の耐震補強が可能 耐震・断熱・防音 性能の向上 |
コストの調節がしやすい 住みながらの工事が可能 工期が短い |
デメリット | 全体コストが上がる 引越し・仮住まいが必要 工期が長い |
プランには構造上の制限がある 地盤補強は難しい 性能向上する場合はかなり高額になる |
建て替えの場合 | |
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メリット | プランの自由度 地盤の耐震補強が可能 耐震・断熱・防音 性能の向上 |
デメリット | 全体コストが上がる 引越し・仮住まいが必要 工期が長い |
リフォームの場合 | |
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メリット | コストの調節がしやすい 住みながらの工事が可能 工期が短い |
デメリット | プランには構造上の制限がある 地盤補強は難しい 性能向上する場合かなり高額になる |
的確に判断するにはバランスを考える
建て替え・リフォームのメリット、デメリットなどを検討していくうちに、「建て替えの必要まではない」と感じたり、逆に「リフォームでは費用が掛かりすぎて叶えられないものがある」など、様々な思案がわいてくることでしょう。
建て替えかリフォームかの最終的な判断は、現在の家の状態を基準に、将来の家族のライフスタイル ・ 機能 ・ 費用のバランスで行ないます。これらのバランスは住む人によって違うため、同じような状況にあっても答えは様々です。
以上のようなことからも、自分だけでは判断することが難しいので専門家に相談し、十分な検討を行ってみて下さい。